ベトナムのオフショア開発への影響などについて、オフショア開発企業であるShareworkのQuyenさんにインタビューを行いました。（インタビューは、2020年05月08日に行った内容です。）

①ベトナムにおけるコロナの影響はどのくらいありますか？
-    感染者の数
5月8日までベトナムでのCOVID-19感染者の数の合計は288ケースです。しかし、感染者数の中に233人が回復して、病院から退院しました。ベトナムは5月7日に17件の新たな感染者を記録しました。それらはすべて、帰還航空便でUAEから戻ってきたベトナム人でした。
-    毎日の活動
•    ハノイとホーチミン市を含む全国の学校は、5月4日から再開されました。
政府は、クラブとカラオケパーラーを除くすべての非必須サービスの再開を許可しましたが、予防措置がとられています。
•    ホーチミン市当局は、停止中のビジネスのリストからスポーツセンターと屋内スポーツビジネスを削除して、ジムの再開を許可しました。 また、集員数限定は20名から30名に引き上げられました。
•    タクシー、バス、グラブサービス、州間の交通も再開されましたが、交通当局による制限があります。
-    規制
対策には、宗教的な集まり、フェスティバル、スポーツイベントを禁止する一方で、手洗い、マスクの着用などがあります。 また、バー、パブ、ビューティーサロン、カラオケバーは、通知があるまで引き続き閉鎖されます。

②コロナ影響が御社のビジネスにどのような影響を与えていますか？
•会議やトレードショーのキャンセル/延期
•ビジネスのブレークダウン
•低成長予測

③⽇本だけでなく、海外の取引先ともビジネスがあるかと思いますが、⽇本と海外とでコロナの影響による変化に違いがありますか？
アメリカやヨーロッパで働く顧客がいる場合、会社の経済危機はひどくなります。

④コロナの影響で在宅勤務に取り組んでいますか？
はい。 社会と健康を守るために、すべての企業は政府の要求に応じて2週間で社会的距離を守ります。

⑤在宅勤務をされている場合は、⽣産性、品質を落とさないために、どのような⼯夫をしていますか？ 
•    仕事スペースが家の特定な場所に限定されるので、仕事が家族メンバーの生活に侵入せず、集中できます。
隣人の音、世帯員からの過剰なノイズ、または周囲の交通のノイズをブロックするために、ヘッドフォン、イヤフォンで使用します。
•    チェック体制をキープします。

⑥何か⽇本の企業に対してメッセージがありますか？
世界中のすべての国及び日本人がこのパンデミックをできるだけ早く克服することをお祈り申し上げます。

■会社概要